このページは、被ばくと甲状腺がんのリスクをわかりやすく解説することで、農・漁協、生産者、小売業者の風評被害対策や、赤ちゃんや小さなお子様のいる家庭が、安心して日常生活を送るための最新情報を発信しています!

被ばくと甲状腺がんのリスク


 一定以上の放射性物質にさらされた直後や、これからさらされる危険性が高い場合に「安定ヨウ素剤」を服用して、健康被害を防ぐことがあります。

原発事故で放出された放射性ヨウ素を体内に取り込むと、甲状腺に集まり、特に子どもで甲状腺がんの発症リスクが高まるからです。

安定ヨウ素剤は、放射能を持たないヨウ素で、服用すれば、先回りして甲状腺の組織と結びつき、放射性ヨウ素が入り込むのをブロックしてくれるので、被曝(ひばく)を低減できるのです。

予防として飲むのが最も効果が高く、放射線にさらされても6時間以内の服用なら効果は大きいとされていますが、24時間以上経過すると、既に甲状腺に放射性ヨウ素が集積してしまうので効果は薄まってしまいます。

また、40歳以上になると甲状腺がん発症のリスクが低くなるため、服用は40歳未満を対象しています。ただ、40歳未満でも、甲状腺機能異常症の人や、ヨウ素、あるいはヨウ素を含有する造影剤にアレルギーのある人には使うことができません。

胎児や新生児などに対しては、幼ければ幼いほど発がんの危険性が高まるため、優先的な投与が求められています。日本産科婦人科学会は2011年3月15日に、計50ミリグラム以上被曝した妊婦や、授乳中の女性については、甲状腺がん予防のため、50ミリ・グラムの安定ヨウ素剤2錠を1回服用することを勧める見解を公表しました。ただし…服用した妊婦の胎児や授乳中の女性の子どもは、甲状腺機能異常の心配があるため、投与後は検査が必要になります。

このほか、同じく放射性物質のセシウムについても、体外に排出させる薬がありますが、安定ヨウ素剤など、いずれの薬剤も薬局では売っていません。医療機関でも必要と判断した場合に限って処方されるようです。







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